もごもご娘ちゃんが産まれてきてくれて早7か月とちょっとが過ぎました。
そこで忘れないうちにまずは臨月から出産後から5日ごろまでの妊婦・出産体験談を紹介していきます。
共感する方も入れば違う体験をした人もたくさんいると思います。これから経験する人も参考程度に見ていただけたら嬉しいです。正解不正解がないので、いろんな人の体験談を参考にしてみてください。
目次(クリックすると自動で飛びます)
妊娠後期から臨月
産院選び
里帰り出産をしました。といっても実際住んでいた場所と実親の家は電車で1時間程度離れているだけでしたが(笑) 理由は実親の家から車で15分くらいのところの産院で産みたかったからです。
先輩ママの話を聞いたり自分で情報を集めてたりして、無痛分娩で産みたいと決意したのがきっかけです。出産には自然分娩でも、帝王切開でも、無痛分娩でもいずれにせよリスクがあります。その中で無痛を選んだ理由は親子共に出産時に負担が少ないということです。陣痛で母体にストレスがかかりやすく、力む時も子宮内の酸素が薄くなり胎児にもストレスがかかります。詳しいことは専門家のページを参考にしてもらった方がいいです。
無痛分娩
最初は住んでいた近くで無痛分娩をしている産院を探しました。友人にも情報を聞き調べました。最近は結構無痛分娩を行っている産院が多いみたいですが、院長しかできないなど24時間体制ではないところが多かったです。というのも、24時間体制で対応してもらえないと自分が無痛分娩を希望していても状況により叶わない可能性が出来てきます。陣痛、破水、おしるしなどいつ来るか全く予想できないからです。たとえ7月1日に出産予定日だからといって6月29日に陣痛が来ることも7月3日に陣痛がくることもあり得るからです。もごもご妻はどうしても無痛分娩がよかったので24時間体制で対応してもらえる産院に候補を絞った結果、実親の近くの産院なら対応しているとのことだったのでそこにしました。
初めて無痛分娩をで分娩予定の人は院長直々の説明会がありました(経産婦であろうが無痛分娩が初めてなら対象でした)。実親あるいはパートナーと同伴での参加必須で、説明を聞いたうえで最終判断をしてもらうという流れでした。迷っている人や家族の中で一人でも無痛分娩に反対の人がいる人は、とりあえず説明だけでも聞いてみてから決断すればいいというスタンスでした。もごもご夫婦は前向きに検討していたので説明を聞き、より納得した状態で同意書にサインしました。
出産間近から出産当日
臨月のときは少しでも動いたほうがいいといわれていたので、毎朝もごもご夫の出社に合わせて駅まで見送りに往復約20分強の距離をお散歩がてら一緒に歩きました。そのあとはほとんどゆっくり過ごしていましたが(笑)たまに気が向いたらアパートの階段を上り下りしたりもしていました。変に一人で外に散歩に出かけた時に急に陣痛になったり破水したらどうしようという少しの恐怖心があり家から離れられませんでした。あまり広範囲に移動しないのが安全だと思います。
ある日の朝、トン!というお腹の中から股にかけて振動を感じ目が覚めました(胎動ではありません)。そしてトイレに行こうと思うと全然我慢できない尿漏れがありました。トイレにいく間にパンツにズボンが濡れるくらいのもので、トイレに座ってからもジャバーっとでました。破水でした。いつもはギリギリ我慢できるので、何か違うとすぐに感じました。
もごもご夫を起こし破水かもしれないことを伝え、産院にも電話しました。「じゃあ来てください」とのことだったので事前に予約していたママサポートタクシーを呼び迎えに来てもらってもごもご夫婦で産院に向かいました。
分娩前
無痛分娩の準備
産院にて破水確認ができたので、無痛分娩の準備をしました。背中に麻酔をうち細い管を通していきます。(無痛分娩の処置方法を調べてもらえればわかりやすいと思います)細い管を通されている間は麻酔がきいているので痛くありませんが、内部に違和感を感じたら正確に伝えました。もごもご妻の場合は右側の腰あたりに違和感(少し痛みより)があったので伝えたところ改善され、自分の背中に管が入っていることを感じないほどでした。素直に伝えていなかったら後に痛かったんだろうなと思います。
陣痛
朝8時くらいに産院に着き、処置をしてもらってからは何の変化もなく、ただただ陣痛室で呑気にもごもご夫と昼過ぎまで喋ったりテレビをみていました。ヒルナンデス!の終盤あたりでだんだんギシギシと痛みが始まりイテテテと声に出るまで痛くなってきたので、スタッフの人に痛くなってきたことを伝え、背中の管に麻酔を投与してもらいました。しばらくすると陣痛の痛みはなくなり快適でした。数時間経つと麻酔は切れるので(麻酔はずっと入り続けているわけではありません)痛みが出始めたらスタッフの人に麻酔を入れてもらっての繰り返しでした。徐々に陣痛かな?と思う振動のような押している感覚もしっかり感じるようになりました。夜になっても特に大きな変化がなくたまに内診にきてもらって〇㎝開いてるけどまだですね、と分娩にはまだまだな感じでした。夜中には少し力む練習もして促進をしたり、促進剤も打ってもらいました。
※この間もずっともごもご夫はそばにいてくれていましたが、付き添い人用のベッドはなく座椅子などで休憩していたのできっとかなりしんどかったと思います。
麻酔がよく効いていて全く痛くなかったので明け方まで眠っていると起こされました。「夜中から胎児の位置があまり変わらないから吸引して分娩しましょう」と言われ、起こされたと思ったらすぐ分娩室に移動しました。
ちなみに麻酔がよく効くと一人で歩けません。下半身麻痺している状態なので、決して一人で歩こうなど思わないでください。座ることも無理なくらいです。トイレはスタッフの人を呼んで定期的に導尿してもらいました。
分娩
出産
もごもご夫の立ち合い出産です。ついに分娩台にあがりいろいろな準備が整ってから力みます。麻酔が効いているのでどのくらい力めているのか全然わからなかったので、めっちゃ力んでみましたがそんなに力めてなかったのかもしれません。
吸引機を使って胎児の頭をキューっと吸って頭が出たと思ったらヌルンと出てきてくれました。
力んで吸引してもらってから7分くらいで産まれたので達成感よりは、おおお!出た!という驚きの方が強かった印象があります(すみません、感動的ではなくて、、、)。力む時も特に大声を出す必要がなかったので、うーーーん!という声ぐらいしか出さなかったので静かな分娩でした。
へその緒の対応をしてもらう前に胸当たりにだっこして親子3人で記念撮影をしました。
後産
もちろん麻酔が効いているので、後陣痛も特に感じませんでした。
が、胎盤が自然剥離せず、医者の手で直接剥がし取り出すことになりました。(ちょっと怖い表現が出てきてすみません。でも実体験をお伝えします)麻酔が効いているのでありがたいことに痛みは感じませんが、剥がれる感覚はすごく感じました。この時も無痛分娩でよかったと思いました。
そのあとは会陰切開のところを処置してもらいました。その時は若干貧血っぽく起きていられなったので寝てました。
処置が終わっても点滴がいっぱい打たれていて、体の表面は普通なのに体内がとっても寒く毛布に電気毛布も持ってきてもらって暖を取りました。もごもご夫にも温かい飲み物を買ってきてもらったくらい我慢できませんでした。ちょっと休むといいよと言われ、ひと眠りしました。起きたらめっちゃ暑くて汗かいてました(笑)そのころには麻酔もおさまっていて自分で座ったり、支えられながら立つことができたので自室に移動しました。
産後
ここの産院は全室個室でとても居心地の良い部屋でした。とりあえず遅い朝ご飯を食べ、昼ご飯もきましたが、朝ご飯を食べたばかりだったので半分ほど残しました。もごもご夫は自分でコンビニで買ってきて軽食をとっていました。さすがに付きっ切りで疲れていると思ったので、心配だろうけどベビーはベビールームにいるから今日は帰ってゆっくり休んで!と昼過ぎに帰ってもらいました。夜にLINEで連絡が来ましたが結構な時間寝たみたいです(笑)
夜には実親も来てくれてちょっとだけベビーちゃんに会いました。義親は産後2日目に来てもらいました。さすがに疲れた状態で会うのはしんどいので体調も少し落ち着てときに会いたいと事前にもごもご夫に伝えていました。
産後入院期間
授乳タイム
産後初日は授乳練習はありませんでした(たしか、、、)。翌日、朝の診察がありその時に10時になったらナースステーションのところで授乳練習するため来てくださいと連絡をしてくれます。その他1日のざっくりとしたタイムスケジュールなども軽く教えてくれますし、その都度呼びに来てくれる時もあって安心して入院生活を過ごした記憶があります。
母乳練習を10分前後を両乳やり、母乳が出づらい人はプラスで粉ミルクを少量あげました。もごもご妻は母乳が出づらかったのと母乳とミルクの両方で育てたいと事前に伝えているのでミルクも積極的にあげました。ミルクの量もあげる量を毎日アドバイスしてくれます。逆に他のママさんで、おっぱいが張ってしんどい人にたいしてもマッサージなどのアドバイスもしていました。
3時間ごとの授乳タイムで毎日決まっていたので、2日目以降は定時になるとみんなが授乳室に向かいます(笑)体調が悪いなどの場合は別でスタッフの人が対応してくれているのだと思いますが、もごもご妻は皆勤だったのでわかりません。
ご飯
毎食たっぷりのご飯が用意されました。もちろん完食です!(笑)家ではこんなに種類を沢山作れないなぁ、勉強になるなぁと思いながら食べていました。肉、魚も毎日変わり、イベントの日(節分、ひな祭り、クリスマスなど)のときはそれにちなんだご飯が用意されました。
退院前日の夜ご飯は特に豪華で、家族の誰かと一緒にお祝いお膳を食べることもできましたが、有料というのもあったし、もごもご夫は仕事が大変な時だったので一人で食べました。デザートのフルーツは食べきれなくて、冷蔵庫にしまい夜中にいただきました。


シャワー
2日目の内診で先生から許可がおりたので入れました。股を洗うときはびっくびくでした。痛みはちょっとあるので本当に慎重に入った覚えがあります。スタッフの人が「今日〇時なら入れそうだけどどう?」と声掛けをいただいてから軽い予約をした状態で利用しました。
調乳指導
森永の担当者さんが来院して指導してくださいました。その時にいいなと思ったのがはぐくみのエコらくパックでした。
このことについてはもごもご家のベビーグッズPart1でも紹介しています。詳しくはそちらをご覧ください。
アロママッサージ
3日目にアロママッサージのサービスを受けました。足がびっくりするほど浮腫んでいたので、足を中心にマッサージしてもらいました。体感的には30分くらいだったのですが実際はもう少し長めだったかもしれません。香りもよくとってもリラックスできました。
ただ、足の裏もアロマオイルが塗ってあったので、急ぎで部屋を出る時にスリッパを履くとぬるぬると滑って全然あるけなかったので、ティッシュで拭き取ってから移動しました、、、
ベビー同室
一応出産翌日からベビー同室で過ごすのですが、体調が悪いなどそれぞれに応じて今晩はベビールームに預けることもできたようです。もごもご妻は頑張って翌日から同室で夜も過ごしました。授乳の時間にきちんと起きて母乳練習をし、ナースコールで粉ミルクを作ってもらって届けてもらうシステムでした。夜中は本当に無事に寝ているのか心配になり何度も無呼吸センサーを確認したり、電気をつけっぱなしで仮眠したりしていました。心配な気持ちと眠たいけど泣き声で起こされることで結構精神的に疲れました。でも入院してるときに楽をして、退院してから苦しむのも嫌だったので、早めに慣れておこうと思いずっと同室で一緒に過ごしました。もちろんシャワーや部屋をあける予定などがあるときはベビールームに預けます。
沐浴
1回しか体験しないので、沐浴教室とかに参加してなかったママはその時にやり方を覚えるしかありませんでした。もごもご夫婦は事前に沐浴教室に参加したので、なんとなく覚えていて復習するような感じでした。いざ本当のベビーの体を洗うとなると少し怖くなります。自分がしっかり持ってあげないとという責任感が強くなります。わからないことなどその時しか聞けないのでちょっとしたことでも聞いておくべきだと思います。
沐浴剤は使わず、固形石鹸での沐浴練習でした。沐浴後、臍の緒とへその掃除の仕方や耳、鼻の掃除の仕方なども教わりました。
入院期間は本当にゆっくりできる!
退院してから本当に感じますが、ずっと入院していたいと思うくらい安心してゆっくり過ごすことができます。何よりご飯を作らなくていい、無呼吸センサーなどありベビーに何かあってもすぐに相談できる、自室でゆっくりしながら主にベビーのことだけ考えればいい、掃除しなくていい!もう本当に平和です。夜泣きだけ少し辛いですが、少しずつ慣れていくしかないです。
専門家が近くにいるというだけでこんなに安心できるんだなぁとつくづく良い環境だなと思います。
産後は実親の家に1か月居候しました。自分の母親という頼れる人がいるので比較的安心な生活を送れましたよ。産後の生活については今後改めて子育て体験談として紹介していきます。
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